抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ウェブが生成した,爆発的に増大するデータに対して,従来のACID(原子性,一貫性,独立性,耐久性)を兼ね備えたデータベース管理システムはスケーラビリティが低い。このために,リレーショナルでない分散データベースであるNoSQLデータベースの開発が進められている。これらのデータベースは,データの非同期の更新を許すために,一貫性の保証がない。これは,クラウド提供者にとって大きな課題となる。エリックブリュワーが2000年に予想したCAP定理は,ウェブベース応用では一貫性,可用性,分断耐性のどれか2つしか満たさないことを述べている。本特集では,CAP理論が分散システムの理解と最適化においていかに貢献しているかを述べる。