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J-GLOBAL ID：201202269862802833   整理番号：12A1171713

干潟の底質環境に対する底生生物群集予測モデルの提案

著者 (4件)： 大谷壮介 (京大 大学院工学研究科 流域圏総合環境質研究セ) ,  上月康則 (徳島大 大学院ソシオテクノサイエンス研究部) ,  倉田健悟 (島根大 汽水域研究セ) ,  山中亮一 (徳島大 大学院ソシオテクノサイエンス研究部)
資料名： 応用生態工学  (Ecology and Civil Engineering)
巻： 15  号： 1  ページ： 31-44  発行年： 2012年07月31日 
JST資料番号： L3837A  ISSN： 1344-3755  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 干潟における生物生産や水質浄化機能の保持には底生生物の役割が重要である。斯かる底生生物の健全な維持における底質環境との係わりについて検討を行った。底質環境の変化に対する生物群集の応答を示す簡易モデルの提案を試みた。観測データに基づいて底質環境-生物群集応答モデルを作成し,モデル予測性能について検証した。吉野川河口干潟を対象として作成した環境・群集モデルを評価した結果,少なくとも2年分のデータ入力により好首尾な予測精度を上げうることを確認できた。

シソーラス用語： *底生生物 ,  *干潟 ,  河口堆積物 ,  底質調査 ,  群集 ,  環境順応 ,  予測モデル ,  予測可能性 ,  精度 ,  生態学
準シソーラス用語： 環境生態学 ,  予測精度

分類 (1件)： 生態学一般  (EE01010I)

引用文献 (21件)：

• 浅山英章・伊藤利加・雑賀修一・飛石久弘・前田義志 (2002) 関西国際空港周辺海域でのマクロベントス群集の分布と変遷について. 海岸工学論文集 49: 1141-1145.
• 青山裕晃・鈴木輝明 (1997) 干潟上におけるマクロベントス群集による有機懸濁物除去速度の現場測定. 水産海洋研究 61: 265-274.
• 風呂田利夫 (1981) 干潟のマクロベントスの群種構造. 沿岸海洋研究ノート 18 (2): 78-87.
• 古川恵太・桑江朝比呂・細川恭史 (1999) 干潟環境調査 - 環境条件と生物分布 -. 港湾技研資料 947: 1-90.
• 本田是人・青山裕晃・鈴木輝明・高倍昭洋 (2009) 干潟生態系の発達過程と水質浄化機能 - 干潟メソコスムを用いた研究 -. 水産海洋研究 73: 263-276.

タイトルに関連する用語 (4件)： 干潟 ,  底質環境 ,  予測モデル ,  提案