文献

J-GLOBAL ID：201202269961383567   整理番号：12A0637788

積層板の複雑破損機構の計算モデル化

Computational modeling of complex failure mechanisms in laminates

著者 (4件)： VAN DER MEER F. P. (Delft Univ. Technol., Delft, NLD) ,  SLUYS L. J. (Delft Univ. Technol., Delft, NLD) ,  HALLETT S. R. (Univ. Bristol Queens Building, Bristol, GBR) ,  WISNOM M. R. (Univ. Bristol Queens Building, Bristol, GBR)
資料名： Journal of Composite Materials  (Journal of Composite Materials)
巻： 46  号： 5  ページ： 603-623  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： B0859A  ISSN： 0021-9983  CODEN： JCOMB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 複合材料積層板の進行性の破損のシミュレーションに対する計算構想を提案した。破損には,組織及び繊維の破損を含む層内破損,及び層間の破損(剥離)があり,また引っ張り,圧縮及びせん断の破損があり,本研究では,これらを考慮した。本稿での手法は,組織の亀裂にはファントムノード法を,層の剥離には境界要素を,また,遷移の破損には連続体破損モデルを用いた。計算では,準静的均衡経路をたどった。開口の引っ張り試験,超過高さコンパクト引っ張り試験を行った。実験で観察された様々な破損を数値計算で把握できた。開口引っ張り試験では,0°層での繊維破損,全ての軸外の層での組織亀裂を含むいくつかの形状について引き抜きタイプの破損が見られた。他の形状では,全ての軸外での組織亀裂や0°層まわりでの大きな剥離を有する剥離タイプの破損が見られた。超過高さコンパクト引っ張り試験では,繊維破損支配の他の形の破損機構をシミュレート出来た。

シソーラス用語： *積層板 ,  破損 ,  *モデリング ,  *複合材料 ,  進行性破壊 ,  シミュレーション ,  組織 ,  繊維 ,  *剥離 ,  境界要素法 ,  経路 ,  *引張試験
準シソーラス用語： 準静的均衡経路 ,  *進行性破損

分類 (2件)： その他の材料  (HC04050S) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 積層板 ,  破損 ,  計算モデル化