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J-GLOBAL ID:201202269987000526   整理番号:12A0811474

北半球での非メタン系炭化水素の最近の減少と酸化窒素の20世紀の増加についてのフィルン空気からの証拠

Evidence from firn air for recent decreases in non-methane hydrocarbons and a 20th century increase in nitrogen oxides in the northern hemisphere
著者 (12件):
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巻: 54  ページ: 592-602  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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8種の非メタン性炭化水素(エタンとアセチレンとプロパンとn-ブタンとイソブタンとn-ペンタンとイソペンタンとベンゼン)と5種の硝酸アルキル(硝酸2-プロピル,硝酸2-ブチル,硝酸3-メチル-2-ブチル,硝酸2-ペンチル+硝酸3-ペンチルの和)の大気中発生を,北極圏フィルン空気測定に基づいて,20世紀後半について再構築した。非メタン系炭化水素(NHMC)の再構築された傾向は,1950年からの濃度増加と,前世紀の終わり頃の減少の前の1980年に最大となることを示した。これらの観察は,北半球のNHMCが1980年~2001年の期間にかなり減少したことの直接的証拠を提供する。ベンゼン濃度は他のNHMCよりも1950年~1980年の間により少ない増加を示し,化石燃料燃焼以外のベンゼンの追加ソースが,本期間以前と最中のベンゼン量に対する重要寄与因子である可能性が高いことを示した。1980年~2001年のベンゼン濃度低下は,バイオマス燃焼排出が同じ期間に増加していることが報告されているので,ベンゼン量において重要である可能性が低いことを示唆するだろう。硝酸メチルと硝酸エチルは,未同定機構による現場での酸性による撹乱を示唆する,フィルンでの増加パターンを示す。しかし,より高次の硝酸アルキルは1950年から濃度増加し,前世紀末に向けての若干の減少前に1990年代半ばに最大となることを示した。それらの親炭化水素に対する硝酸アルキルの異なる大気中発生は,炭化水素分子あたりのそれらの産生効率の増加を示す。炭化水素酸化と硝酸アルキルの産生と焼失の定常状態解析を用いて,北半球の活性酸化窒素(NOx)濃度が1950年~2001年の間にかなり増加した可能性が高いことを明らかにした。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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大気汚染一般 
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