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J-GLOBAL ID：201202270285422862   整理番号：12A0424823

幾何ベースの手法を用いたマルチリンクMIMOチャネルモデル化

Multi-Link MIMO Channel Modeling Using Geometry-Based Approach

著者 (5件)： POUTANEN Juho (Aalto Univ. School of Sci. and Technol., Aalto, FIN) ,  TUFVESSON Fredrik (Lund Univ., Lund, SWE) ,  HANEDA Katsuyuki (Aalto Univ. School of Sci. and Technol., Aalto, FIN) ,  KOLMONEN Veli-Matti (Aalto Univ. School of Sci. and Technol., Aalto, FIN) ,  VAINIKAINEN Pertti (Aalto Univ. School of Sci. and Technol., Aalto, FIN)
資料名： IEEE Transactions on Antennas and Propagation  (IEEE Transactions on Antennas and Propagation)
巻： 60  号： 2,Pt.1  ページ： 587-596  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： C0218A  ISSN： 0018-926X  CODEN： IETPAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 空間的時間的相関性能を直接表現できる幾何ベースの確率的チャネルモデル(GSCM)がMIMOチャネルのモデルとして注目され,長らく研究されてきた。しかし,これは非常に複雑であるので,本稿では,共通クラスタの概念を適用してGSCMを拡張し,簡単にマルチリンクをシミュレーションした。これは,同一のクラスタを経由して同時に散乱伝搬する電力を調整して,種々のリンク相関,リンク間相関を制御し,デュアルリンクMIMOチャネルの測定データに基づいて共通クラスタの挙動を解析できる。また,リンク間相関と綜合速度容量への共通クラスタの影響をシミュレーションした。シミュレーションと測定を比較して,提案したマルチリンクGSCMが簡単であるが,より複雑なGSCMの実装に完全に適用でき,マルチリンクシナリオを扱えるモデルに直接拡張できることを確認した。

シソーラス用語： 確率モデル ,  散乱体 ,  *クラスタ ,  *多経路伝搬 ,  *幾何学モデル
準シソーラス用語： *MIMOチャネル ,  *マルチチャネル ,  マルチパスチャネル ,  マルチパス伝搬 ,  *幾何モデル ,  空間相関 ,  時間相関 ,  *伝搬モデル ,  無線チャネル ,  無線リンク

分類 (1件)： 無線通信一般  (ND08010L)

タイトルに関連する用語 (6件)： 幾何 ,  手法 ,  マルチ ,  リンク ,  MIMOチャネル ,  モデル化