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J-GLOBAL ID：201202270396696490   整理番号：12A0539743

シングルボディからマルチボディの社会的昆虫のリズミックな挙動

Rhythmic behavior of social insects from single to multibody

著者 (5件)： HAYASHI Yoshikatsu ,  YUKI Mai ,  SUGAWARA Ken ,  KIKUCHI Tomonori ,  TSUJI Kazuki
資料名： Robotics and Autonomous Systems  (Robotics and Autonomous Systems)
巻： 60  号： 5  ページ： 714-721  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： C0133C  ISSN： 0921-8890  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 十分組織化された社会的挙動の進化を明確にするには,集団行動が生成されるメカニズムの理解が必要となる。よく組織化されたグループは2つの可能なメカニズム(即ち,集中制御と分散制御)により生みだされる。後者の場合,互換性のある要素の間の局地的なインタラクションが集団行動の底で機能する。我々は個々のアリの単純な挙動に焦点を当てて,1対のアリの間のインタラクションを解析した。実験装置により下記(巣,食べ物有り/なし,女王不在)領域での働きアリの行動軌跡を記録して,各アリの速度の時間的パターンを得た。このボトムアップ手法から,単独の働きアリと対の働きアリの特徴的挙動「1)各個々の行動にはリズミックな要素がある。2)個々の対の間のインタラクションはアンチフェーズカップリングとインフェーズカップリングという2種類のカップリングになる」を発見した。働きアリの対の間の直接の身体接触は個々のアリのリズミックな要素のフェーズシフトを引き起こすかもしれない。我々は,また,集団全体の挙動の理解に向けて連結オスシレータに基づく簡単なモデルを構築した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 情報交換 ,  *動物行動 ,  *動作分析 ,  *社会的行動 ,  *昆虫綱 ,  アリ科 ,  *節足動物 ,  *無脊椎動物 ,  ハチ目
準シソーラス用語： *昆虫類 ,  アリ ,  集団行動 ,  インタラクション ,  行動パターン

分類 (1件)： 個生態学  (EE03020H)

タイトルに関連する用語 (6件)： ボディ ,  マルチ ,  社会 ,  昆虫 ,  リズミック ,  挙動