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J-GLOBAL ID:201202270418197476   整理番号:12A1763993

非常に若いL1527IRS系にあるケプラー円盤を持つ太陽質量の約0.2倍の原始星

A ~0.2-solar-mass protostar with a Keplerian disk in the very young L1527 IRS system
著者 (10件):
資料名:
巻: 492  号: 7427  ページ: 83-85  発行年: 2012年12月06日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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原始星は,星進化の最初期段階では星周円盤を通して周りのエンベロープから物質を降着させる。エンベロープに対する原始星の質量比で,今までに観測された最小値はおよそ2.1であった。原始星L1527IRSは,星形成の最初期段階にあると考えられている。そのエンベロープは約0.05パーセクの半径内に太陽質量程度の物質を含んでおり,過去の観測からエッジオン円盤の存在が示唆されている。本論文では,L1527IRSを取り巻く円盤から放出されるダストの連続光放射と13COの輝線(回転量子数J=2→1)の観測について報告し,それらの結果から原始星質量を太陽質量の0.19±0.04倍,エンベロープに対する原始星の質量比を0.2倍程度と決定した。光度の大部分は降着過程を介して発生し,その降着率は6.6×10-7太陽質量/年程度であると我々は考える。仮にL1527IRSが,その一生の大半を通じてその降着率で降着させてきたならば,年齢は約30万歳とされているが,もっと大きな降着率がこれまで理論的に示されているので,もっと若いかもしれない。回転で支えられている円盤の存在が確認されており,将来さらにかなり多くの質量が,原始星そのものだけでなくその惑星形成領域に加わる可能性がある。Copyright Nature Publishing Group 2012
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