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J-GLOBAL ID：201202270430502438   整理番号：12A1569871

耐熱鋳鋼の脱炭と酸化の調査

An Investigation of Carburization and Oxidation of Heat Resistant Cast Steels

著者 (1件)： SOLEYMANI S.A. (Behangam Afarin Saipa Co, Tehran, IRN)
資料名： Corrosion Conference and Expo  (Corrosion Conference and Expo)
巻： 2012 Vol.2  ページ： 1074-1083  発行年： 2012年 
JST資料番号： D0794B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 耐熱鋳鋼の長期間高温使用では,CO₂ガス雰囲気中で脱炭と酸化が同時に進行し,寿命低下の原因となる。耐熱HH鋳鋼(ACI標準に従う)及び異なる化学組成を持つ2つの耐熱鋳鋼(HF及びHI)を用いて,1000°CのCO₂ガス雰囲気中で,24~100時間曝露試験を行った。SEM/EDSや光学顕微鏡を用いて,表面層及び脱炭組織を分析した。高温曝露中にCO₂ガスは,表面層/金属界面に向かって表面層中の微小亀裂を通して侵入し,経路中でCOガスに変化する。COガスはBoudouard反応に従って鋼を脱炭する。熱力学的には,一酸化炭素と二酸化炭素の分圧比が酸化膜の形成傾向を表す重要な因子である。HH耐熱鋳鋼は,CO₂ガス雰囲気中では脱炭されるため実用的に好ましくない。

シソーラス用語： *鋳鋼 ,  耐熱性 ,  二酸化炭素 ,  雰囲気 ,  *脱炭 ,  *高温酸化 ,  曝露試験 ,  微小亀裂 ,  表層 ,  脱離反応 ,  一酸化炭素

分類 (1件)： 腐食  (WB03030B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 鋳鋼 ,  脱炭 ,  酸化 ,  調査