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J-GLOBAL ID：201202270538976509   整理番号：12A0851985

東北地方太平洋沖地震における液状化被害分析

著者 (4件)： 和田旭弘 (JR東日本) ,  木下潤一郎 (JR東日本) ,  藤原寅士良 (JR東日本) ,  高崎秀明 (JR東日本)
資料名： SED  (SED)
号： 39  ページ： 22-29  発行年： 2012年05月31日 
JST資料番号： L7638A  ISSN： 0919-6692  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東北地方太平洋沖地震による鉄道沿線の液状化発生状況と,それに伴う鉄道構造物の被害について分析した。液状化発生箇所として,京葉線,東北新幹線の仙台~古川間,成田線,鹿島線を抽出した。それらの沿線区間における地震加速度波形とその継続時間,液状化発生状況と微地形区分,高架橋とその基礎もしくは盛土の損傷,軌道変位,過去の液状化履歴などについて述べた。また,観測地震動と建設時の地盤データを用いて,耐震標準に基づく液状化判定を実施し,実際の液状化発生状況と比較した。その結果,以下の点を明らかにした。1)地震加速度レベルが小さい沿線に於いても液状化が発生した。2)液状化地盤上で液状化を考慮せずに設計した高架橋でも大きな損傷はなかった。3)液状化発生箇所では液状化指数が全て5を超えていた。

シソーラス用語： *鉄道用地 ,  *大地震 ,  *液状化 ,  新幹線 ,  関東地方 ,  近郊鉄道 ,  地震加速度 ,  継続時間 ,  地形 ,  高架橋 ,  杭基礎 ,  盛土 ,  軌道狂い ,  耐震設計 ,  損傷 ,  性能指数
準シソーラス用語： 液状化指数 ,  東北新幹線 ,  *東北地方太平洋沖地震 ,  微地形

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  鉄道施設・建設一般  (RC07010F)

引用文献 (14件)：

• 1)運輸省鉄道局監修,鉄道総合技術研究所編:鉄道構造物等設計標準・同解説耐震設計,丸善,1999.2)例えば,国土交通省:厂液状化対策技術検討会議」
• 検討成果,2011.8*31
• 3)安田進,伊能清貴,渡辺綱,青柳貴是,小澤直輝:東目本大震災における東京湾岸の液状化発生地域の現地調査,土木学会第66回年次学術講演会,vo1.66-1-553,PP,1105-1106,2011.
• 4)小泉正人,松本一人:東北地方太平洋沖地震による京葉線沿線における液状化について,土木学会第66回年次学術講演会,vol.66.IV-186,pp371.372,2011:
• 5)(独)防災科学技術研究所:地震ハザードステーション,http:llwwwj-shis.bosai.gojpl

タイトルに関連する用語 (3件)： 東北地方太平洋沖地震 ,  液状化被害 ,  分析