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J-GLOBAL ID:201202270795405512   整理番号:12A1167457

マウスの種々の組織中のフェニル酪酸とその代謝物,フェニル酢酸の液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析による定量,及び組織内分布へのその適用

Determination of phenylbutyric acid and its metabolite phenylacetic acid in different tissues of mouse by liquid chromatography with tandem mass spectrometry and its application in drug tissue distribution
著者 (8件):
資料名:
巻: 903  ページ: 118-125  発行年: 2012年08月15日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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小胞体(ER)ストレスは,ヒトの種々の疾患に関与する。フェニル酪酸(PBA)が,よく知られている化学シャペロンであり,ERストレスを調節する。本研究の主な目的は,フェニル酪酸とその代謝物,フェニル酢酸(PAA)の同時定量のための単純で迅速な高感度法を開発することである。LC-MS/MS分析を負のエレクトロスプレイイオン化を利用して用いた。試料は,多重反応モニタリング(MRM)によって15分の全実行時間で分析した。定量限界は,組織中で1μg/g,血漿中で0.8μg/mLであった。血漿と組織からのPBAとPAAの回収率は,81%以上であった。日内と日間の正確度と精度は,±15%であった。マウスへの500mg/kgのドーズでのPBAの腹腔内注射後のPBAとその代謝物PAAの組織内分布の決定に本法を適用してさらに本法を検証した。血漿と組織中のPBAとPAAの最大濃度が,それぞれ15分,45分後に見られた。PBAの血漿中の濃度は,腎臓中の濃度の15倍である一方,PAAの血漿中の濃度は腎臓中の濃度の6倍であった。時間曲線下面積は,PBAで,血漿>腎臓>肝臓>肺>心臓>筋肉>肺,PAAで血漿>肝臓>腎臓>心臓>筋肉>肺の順序で減少した。血漿に対する組織の比は,PBAで0.007-0.063,PAAで0.016-0.109の範囲であった。終わりに,本LC-ESI-MS法は,単純で高感度で,信頼性が高い。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  生物薬剤学(基礎) 

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