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J-GLOBAL ID:201202270802928186   整理番号:12A0340583

高緯度北極海への東アジアからの現使用農薬(CUPs)の分布と大気-海洋交換

Distribution and Air-Sea Exchange of Current-Use Pesticides (CUPs) from East Asia to the High Arctic Ocean
著者 (11件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 259-267  発行年: 2012年01月03日 
JST資料番号: B0839A  ISSN: 0013-936X  CODEN: ESTHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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表層海水および海洋境界層大気サンプルを,2010年7月~9月に東アジアから高緯度北極海で砕氷船により採取して,6種の現使用農薬(CUPs),トリフルラリン,エンドスルファン,クロロタロニル,クロルピリホス,ダクタール,およびジコホールを分析した。すべての海洋大気サンプルで6種のCUPsを検出して日本海で最大濃度(>100 pg/m3)を示した。ガス状CUPsは東アジアからベーリング海およびチュクチ海に向かって基本的に低下した。海水中の溶存CUPsは検出限度~111 pg/Lの広範囲に分布した。α-エンドスルファン,クロルピリホス,およびジコホールの海水中における緯度傾向は大気中の緯度傾向とおおよそ一致した。海水中のトリフルラリンは日本海において比較的高濃度で分布して,チュクチ海北端では検出限界以下であった。クロロタロニルおよびダクタール濃度は他のCUPsとは対照的にチュクチ海および東アジアで高濃度であった。フガシティ比の緯度傾向は,α-エンドスルファン,クロロタロニル,およびダクタールがチュクチ海よりも東アジアで沈着が大きく,トリフルラリンが北太平洋よりもチュクチ海で沈着が大きいことを示した。クロルピリホスの大気-海洋ガス交換は東アジアで揮発性を示して,北太平洋および北極で平衡または沈着性であった。
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分類 (3件):
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農薬  ,  農薬一般  ,  水質調査測定一般 
物質索引 (6件):
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