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J-GLOBAL ID:201202270929336369   整理番号:12A0230650

少量のヒト血漿中におけるストックホルム条約(で規定された)POPsのスクリーニングのための,SPEとHRGC-HRMSを使用する迅速法

A rapid method for screening of the Stockholm Convention POPs in small amounts of human plasma using SPE and HRGC/HRMS
著者 (6件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 747-753  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヒト血漿中の23種の残留性有機汚染物質(POPs)の同時分析をできるようにする迅速分析スクリーニング法を開発した。試料調整は小型多層シリカゲルカラムを使用して,追加クリーンアップをする固相抽出(SPE)(法)に準拠した。SPEは,塩素化(物)および臭素化(物である)POPsの抽出のために,特注品のポリスチレンジビニルベンゼン収着剤を用いて行った。検体量を減少させることと分析手順の速度および効率を向上させることに特に重点を置いた。0.5mlのヒト血漿中における16種のポリ塩化ビフェニル類(PCB類),5種の有機塩素系(OC)殺虫剤,八塩化ジベンゾ-p-ダイオキシン(OCDD)およびポリ臭化ジフェニルエーテル(BDE-47)の定量を,高分解能質量分析と結合している高分解能ガスクロマトグラフィー(HRGC-HRMS)を用いて行った。POPsの回収(率)は46%~110%の範囲であり,そして再現性は,trans-ノナクロルとOCDDを除く全ての対象化合物について,相対標準偏差(RSD)が25%未満であった。それら(trans-ノナクロルとOCDD)は低濃度でしか存在していなかった。検出限界(LOD)は,PCB類については0.8~117.7pg/ml血漿,そしてOC殺虫剤については5.9~89.1pg/ml血漿であった。OCDDおよびBDE-47のLODはそれぞれ,1.4pg/ml血漿と,9.2pg/ml血漿であった。発表した方法は,心血管疾患の疫学研究によるヒト血漿試料1016検体に成功裏に使われた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  その他の汚染原因物質 
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