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J-GLOBAL ID:201202270953465714   整理番号:12A0906296

アピゲニンは培養ヒト血液リンパ球においてγ線照射誘導の細胞遺伝学的変化を回復させる

Apigenin ameliorates gamma radiation-induced cytogenetic alterations in cultured human blood lymphocytes
著者 (4件):
資料名:
巻: 747  号:ページ: 71-76  発行年: 2012年08月30日 
JST資料番号: C0520A  ISSN: 0027-5107  CODEN: MRFMEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,コバルト60照射(3Gy)により誘導されたヒト末梢血リンパ球(HPBL)における細胞遺伝学的変化に対する食事性フラボン,アピゲニンの保護作用を評価することであった。37.2μMのアピゲニンは,HPBLにおいて非毒性であることが見出されることをMTT[3-(4,5-ジメチルチアゾール-2-イル)-2,5-ジフェニル-2Hテトラゾリウムブロミド]アッセイ結果が明らかにした。この用量(37.2μM)のアピゲニンにおいてHPBLのLD<sub>50</sub>照射用量は2.9Gyから3.4Gyへ増加し,これは1.17のDMFを生じた。照射前1時間でのアピゲニン(37.2μM)処理は,コメットアッセイ(%テールDNA,テール長さ,テールモーメントおよびオリーブテールモーメント)により測定された照射HPBLにおけるDNA損傷を有意に(p<0.05)減少させた。さらに,アピゲニン処理は,照射HPBLにおいて二動原体(DC),染色体断片(AF)および染色体環(AR)の頻度を有意に減少させた。また,アピゲニン前処理は,HPBLにおける小核(MNi),核細胞質架橋(NPB)および核出芽(NBUD)のような照射誘導CBMN(細胞質分裂遮断小核)異常を減少させた。また,NPBおよびDC頻度とMNiおよびAF+ARの間に,有意相関があることをこれらの結果が示した。アピゲニンのみのよる処理は,HPBLにおけるDNA損傷および染色体異常に対し有意影響を持たなかった。したがって,アピゲニンは,照射誘導の細胞遺伝学的変化からHPBLを保護することを現状の研究が示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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芳香族単環フェノール類・多価フェノール  ,  細胞・組織培養法  ,  白血球,リンパ球  ,  細胞レベルに対する影響  ,  バイオアッセイ 
物質索引 (3件):
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