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J-GLOBAL ID:201202270977098828   整理番号:12A1450466

種々の魚類種における顕著に汚染された水生環境のポリ塩化ビフェニル(PCBs)のバイオモニタリング

Biomonitoring of polychlorinated biphenyls (PCBs) in heavily polluted aquatic environment in different fish species
著者 (5件):
資料名:
巻: 184  号: 11  ページ: 6553-6561  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: D0789B  ISSN: 0167-6369  CODEN: EMASDH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポリ塩化ビフェニル(PCBs)に分布および濃度を,顕著に汚染された貯水池Zemplinska sirava(スロバキア)の魚類(ヨーロピアンパーチ(Perca fluviatilis),キタカワカマス(Esox lucius),サンダー(Sander lucioperca),ナマズ類Silirus glanus,コイ(Cyprinus carpio),ヨーロッパウナギ(Anguilla anguilla),ブリーム(Abramis brama),キンギョ(Carassius auratus),およびローチ(Rutilus rutilus))で求めた。5年間隔(2004年および2009年)で2回測定して,魚類筋肉組織のPCB汚染が著しく魚によるPCB吸収に組織特異的差異があることを明らかにした。全PCBsは食物連鎖における各魚類の栄養位置と広範囲に相関した。濃度は捕食魚種,ヨーロピアンパーチ,キタカワカマス,およびサンダーで特に大きく(それぞれ108.0,90.1,および113.0 mg kg-1脂質重量),同程度のPCB濃度が非捕食死肉摂取魚類ブリームでも認められた(128.0 mg kg-1脂質重量)。最低のPCB濃度は意外にもヨーロッパウナギ(17.1 mg kg-1脂質重量)で認められた。組織分析により,肝臓(コイ科の肝膵臓)が最大貯蔵能を有することをキタカワカマス(214.0 mg kg-1脂質重量)およびブリーム(163.0 mg kg-1脂質重量)で示した。全PCB濃度と魚体重との間にほとんど有意では無い負相関が認められた(P>0.05)。魚種,その摂食習性,および生息場所の特異的条件が身体負荷量における有意な変動に関係する相互相関因子であることを示した。PCB生物濃縮への傾向もこの貯水池のいくつかの魚種で明らかにした。Copyright 2011 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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その他の汚染原因物質  ,  異種生物間相互作用  ,  動物に対する影響 

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