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J-GLOBAL ID:201202271020467992   整理番号:12A1253738

無縫合創傷閉鎖のための高い湿潤強さを有する注入可能くえん酸ベースのイガイに着想を得た生体組織接着剤

Injectable citrate-based mussel-inspired tissue bioadhesives with high wet strength for sutureless wound closure
著者 (6件):
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巻: 33  号: 32  ページ: 7972-7983  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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既存の外科用接着剤は内臓用接着剤のような多くの手術に必要となる湿潤組織接着には理想的ではない。強い湿潤組織接着,制御下の分解性,機械的特性,素晴らしい生体適合性を持つ外科用接着剤の開発は大きな課題である。ここでは,自然から学習して,外科使用のための注入可能くえん酸ベースのイガイに触発された生体接着剤(iCMBA)ファミリーの1段階合成を報告する。検討した剤形内で,iCMBAは,臨床使用されるフィブリン糊を超える2.5~8.0倍強い湿潤組織接着強度を示し,制御下分解性と組織様エラストマ性機械的特性を示し,in vitroとin vivoの両者で素晴らし細胞/組織適合性を示した。iCMBAは,既存の標準法であるフィブリン糊では,その弱い湿潤組織接着強度のため不可能だった,Sprague-Dawleyラットの背部に作製した創傷(長さ2cm×深さ0.5cm)の出血を即時に無縫合で停止し閉鎖することが可能だった。同じく重要なこととして,新規生体接着剤は創傷治癒を促進し,有意な炎症応答を誘導することなく完全に分解され,吸収された。本結果は,iCMBA技術が高度トランスレーショナル性で,外科用組織接着剤や封止剤や止血剤が使用される手術に対して広く影響しえることを支持する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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医用素材 

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