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J-GLOBAL ID：201202271033849614   整理番号：12A1311173

帯水層堆積物におけるカチオン性β-ブロッカーの輸送に影響する収着へのカチオン交換プロセスの役割

Role of cation exchange processes on the sorption influenced transport of cationic β-blockers in aquifer sediments

著者 (5件)： SCHAFFER Mario (Geoscience Centre, Dept. Applied Geology, Univ. of Goettingen, Goldschmidtstr. 3, 37077 Goettingen, DEU) ,  BOERNICK Hilmar (Inst. of Water Chemistry, Dresden Univ. of Technol., 01062 Dresden, DEU) ,  NOEDLER Karsten (Geoscience Centre, Dept. Applied Geology, Univ. of Goettingen, Goldschmidtstr. 3, 37077 Goettingen, DEU) ,  LICHA Tobias (Geoscience Centre, Dept. Applied Geology, Univ. of Goettingen, Goldschmidtstr. 3, 37077 Goettingen, DEU) ,  WORCH Eckhard (Inst. of Water Chemistry, Dresden Univ. of Technol., 01062 Dresden, DEU)
資料名： Water Research  (Water Research)
巻： 46  号： 17  ページ： 5472-5482  発行年： 2012年11月01日 
JST資料番号： B0760A  ISSN： 0043-1354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カチオン性β-ブロッカー,アテノロールおよびメトプロロールの輸送挙動へのカチオン交換プロセスの影響を実験室飽和カラム実験により研究した。種々の競合条件下で天然堆積物を使用した破過曲線を求めて得られた収着係数を比較した。アテノロールのカチオン種(pH=8)では,カチオン交換プロセスの存在と主要な役割が種々のカルシウム濃度によって示された。その遅延へのアテノロール濃度の影響は広範囲の濃度範囲において無かった。アテノロールおよびより疎水性のメトプロロールの一定条件下における破過曲線の比較により,メトプロロールがアテノロールよりも著しい遅延を示した。しかし,さらに非極性相互作用は両化合物で無視できることが分り観察した差異を説明出来なかった。カチオン性種の総合的収着へのカチオン交換プロセスの主要な役割のために,log K_ow-log K_oc相関から誘導したK_oc値(有機炭素正規化収着係数)を使用した地表下におけるβ-ブロッカー輸送の単純な予測は適さなかった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *帯水層 ,  *堆積物 ,  *特性 ,  汚染 ,  残留物 ,  実験 ,  収着剤 ,  *βアドレナリン遮断薬 ,  機構 ,  *陽イオン交換 ,  曲線 ,  吸着 ,  濃度依存性 ,  相関 ,  水質汚濁物質 ,  吸着平衡 ,  挙動 ,  カルボアミド ,  フェノールエーテル ,  アミノアルコール ,  第二アミン ,  第二アルコール
準シソーラス用語： カラム実験 ,  医薬品汚染 ,  競合吸着 ,  残留医薬品 ,  収着機構 ,  正規化相関 ,  地球化学的挙動 ,  破過曲線 ,  *輸送特性

分類 (3件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  交感神経作用薬一般  (GW05021Q) ,  水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A)

物質索引 (2件)： アテノロール ,  メトプロロール

タイトルに関連する用語 (9件)： 帯水層 ,  堆積物 ,  カチオン ,  ブロッカー ,  輸送 ,  収着 ,  カチオン交換 ,  プロセス ,  役割