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J-GLOBAL ID：201202271051716389   整理番号：12A1598292

活性化されたヒト多形核白血球がTリンパ球の増殖と生存性に及ぼす影響

Effect of activated human polymorphonuclear leucocytes on T lymphocyte proliferation and viability

著者 (6件)： HOCK Barry D. (Christchurch Hospital) ,  TAYLOR Karen G. (Christchurch Hospital) ,  CROSS Nicholas B. (Christchurch Hospital) ,  KETTLE Anthony J. (Univ. Otago, Christchurch, NZL) ,  HAMPTON Mark B. (Univ. Otago, Christchurch, NZL) ,  MCKENZIE Judith L. (Christchurch Hospital)
資料名： Immunology  (Immunology)
巻： 137  号： 3  ページ： 249-258  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： H0768A  ISSN： 0019-2805  CODEN： IMMUAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： CD3³⁺ CD28モノクローナル抗体(mAb)を用いて,活性化されたヒト多形核白血球(PMN^act)による免疫抑制の機構を調べた。PMN^actはmAbのT細胞活性化作用を阻害しただけでなく,活性化されたT細胞の増殖を抑制した。しかし,PMN^act除去後,T細胞のmAb応答性は回復した。さらに,PMN^actとの共培養によってT細胞の生存率が低下した。PMN^actによる増殖の抑制と生存率の低下はカタラーゼあるいはインターロイキン-2の添加によってそれぞれ部分的,大幅に軽減された。アルギナーゼ阻害剤,N-ヒドロキシ-ノル-L-アルギニンはPMN^actによる生存率の低下を増大し,PMNによる亜硝酸塩産生を増大した。PMN^actはT細胞の細胞死を誘導し,活性化されたT細胞の増殖を可逆的に抑制することを示した。

シソーラス用語： *顆粒球 ,  *免疫抑制 ,  リンパ球活性化 ,  細胞増殖 ,  細胞死 ,  生存率 ,  カタラーゼ ,  インターロイキン2 ,  アルギナーゼ ,  T細胞
準シソーラス用語： Tリンパ球 ,  *多形核白血球 ,  T細胞活性化 ,  細胞生存率

分類 (1件)： 免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 活性化 ,  ヒト ,  多形核白血球 ,  Tリンパ球 ,  増殖 ,  生存