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J-GLOBAL ID:201202271055943428   整理番号:12A0067874

生態明白特性仮説とブラジル北東部からの農村の有用な植物

The ecological apparency hypothesis and the importance of useful plants in rural communities from Northeastern Brazil: An assessment based on use value
著者 (5件):
資料名:
巻: 96  号:ページ: 106-115  発行年: 2012年04月15日 
JST資料番号: H0435B  ISSN: 0301-4797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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民族植物学研究の生態学的明白な特性仮説は,明白な植物(すなわち,植生で一番容易に見つけられるもの)は人々により一番広範に集められ,使われるということを予測した。本仮説を調べるために,それは使用価値(VU)の概念として使われてきており,一群の人々に有用な植物の相対的重要性を測定した。しかしながら,本使用価値にはいくつかの限定があり,それは”潜在的使用”(よく知られてはいるが使われていない)と”現在使用”(有効に使われている植物)を区別していないという事実を含んだ。したがって,本研究では,3つの別の使用価値計算を通じて得られた結果が生態学的明白な特性仮説を調べるのに有用であるかどうかを調べた。これらの計算は現在の使用価値,潜在的な使用価値と一般的な使用価値を含んだ。植生調査とバロックとカショエイラ(Soledade,Paraiba,Brazil)生まれの住民へのインタビューが行われた。Spearmanの係数を使って植物社会学と民族植物学データを相互関係づけた。カショエイラの植物社会学パラメータは,現在の使用価値と相対的優性(r<sub>s</sub>=0.57,p<0.05)との関係を除き,いずれの使用価値計算とも相関してなかったことが観察された。バロックでは,いずれの使用価値計算も胸高断面積及び相対的優性と相関していた。使用の各分類を別々に分析したとき,建設部類を除き,使用価値と植物社会学パラメータと相関がなく,そこではカショエイラの現在の使用価値は相対的優性(r<sub>s</sub>=0.63,p<0.05),重要性価値(r<sub>s</sub>=0.67,p<0.01),相対的頻度(r<sub>s</sub>=0.71,p<0.05)及び相対的密度(r<sub>s</sub>=0.72,p<0.01)と相関していた。バロックでは,建設部類のVUsは相対的頻度(r<sub>s</sub>=0.69,p<0.05)及び相対的密度(r<sub>s</sub>=0.66,p<0.01)と相関していた。これらの結果は,種の現在の使用をまさに配慮する,使用価値計算は生態学的明白な特性仮説に一番よく当てはまるものであるということを示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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植物生態学  ,  生態系  ,  森林生物学一般  ,  市場調査,広告  ,  植物学研究法 
タイトルに関連する用語 (5件):
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