抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
地下水に関するデータベースの現状を紹介する。地下水は本来水循環の一形態として存在していることから,その他の水環境情報として扱われたり,地盤構造・水理地質構造や浸透特性情報とセットで扱う場合もあり,地下水のデータベースは極めて多様である。そこで各省庁の地下水公開状況を整理した。環境省では,地盤沈下対策のための地下水情報と地下水質の概況である。国土交通省は,地下水位年表,地下水質年表,地下水マップ,全国地下水域概況,水文水質データベース,深井戸情報などである。農林水産省では,地下水位・地盤沈下年報,農業用地下水利用実態,全国地下水区の概況などである。厚生労働省は水道水源地下水質である。自治体では,東京都で地下水位変動,地下水揚水実態,地下水質である。以上の現状を踏まえて,今後は分散公開されている地下水データベースの一元管理が望まれる。