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J-GLOBAL ID：201202271082443275   整理番号：12A1368603

永久磁石の高性能化研究の最新動向

High-Performance Permanent Magnets and their Applications

資料名： 電気学会技術報告
号： 1257  ページ： 54P  発行年： 2012年08月10日 
JST資料番号： S0378A  ISSN： 0919-9195  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電気自動車やハイブリッドカーの急速な普及に伴い,永久磁石の自動車産業での用途が広がっている。とくに,同用途における必須の添加元素であるDy金属は,中国からの輸入に依存する状況で,省Dy添加量で所定の特性,とくに保磁力を発現させる研究が国家プロジェクトとして進行中である。本報告のはじめの4つの章は,基本的にはその問題に関連している(2,3,4,5章)。また,本委員会は前委員会から引き続きボンド磁石(Sm-Fe-N系)の不完全着磁状態における磁束の経時変化を調査した(6章)。応用に関しては,小型モータ(7章),家電用モータ(8章),さらに少し広く磁石の自動車応用(9章)についてまとめた。希土類以外では,新組成フェライト磁石(10章),その磁気予効と保磁力(11章)について述べた。また,製造技術や研究手法では,高温着磁法(12章),磁気円2色製-光電子顕微鏡による磁区観察(13章),さらに,周辺技術として複合材料による電磁ノイズ対策(14章)を取り上げた。(著者抄録)

シソーラス用語： *永久磁石 ,  *性能 ,  *技術展望 ,  ジスプロシウム ,  ボンド磁石 ,  マイクロモータ ,  希土類元素 ,  自動車 ,  磁化 ,  保磁力 ,  磁区構造 ,  雑音
準シソーラス用語： *高性能化 ,  電磁ノイズ

分類 (1件)： 電磁石  (NA05080G)

引用文献 (162件)：

• (1) S. Hirosawa, Trans. Magn. Soc. Japan Vol. 4, pp.101-112 (2004)
• (2) R. Ishii, T. Miyoshi, H. Kanekiyo, and S. Hirosawa, J Magn. Magn Mater. Vol. 312, pp 410-413 (2007)
• (3)日立金属技報Vbl24,pp.65(2008)
• (4)増澤正宏,三田正宏,菊地慶子,相牟田京平,日立金属技報Vbl22,pp35-40,ibid25,63(2009)
• (5)山元洋,形川浩靖,粉体および粉末冶金VbL52,pp.187(2005)

タイトルに関連する用語 (4件)： 永久磁石 ,  高性能化 ,  研究 ,  最新動向