抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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性行動は食行動と並ぶ動物の基本的な本能である。体が大きいほど性成熟も遅いのは,性行動が自然界の生存競争だからである。有性繁殖動物の性行動について,生物学的な考察を加えた。個体の性行動は集団の繁殖の同期化を促すが,自然界においては生態的利益といえる。次に雄の性行動のうち,求愛行動と交配について概説した。雄牛では同一雌に対する性欲を持続できないため,自然状態では多数の雌と交配することになるが,飼育環境ではこの「飽きる」現象が一つの悩みとなっている。