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J-GLOBAL ID：201202271121294746   整理番号：12A0297627

ソフト物質ナノ流体を用いる定量的で高度に平行的な方法によるサブアトリットル体積の混合

Mixing subattolitre volumes in a quantitative and highly parallel manner with soft matter nanofluidics

著者 (5件)： CHRISTENSEN Sune M. (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK) ,  BOLINGER Pierre-Yves (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK) ,  HATZAKIS Nikos S. (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK) ,  MORTENSEN Michael W. (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK) ,  STAMOU Dimitrios (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK)
資料名： Nature Nanotechnology  (Nature Nanotechnology)
巻： 7  号： 1  ページ： 51-55  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： W2059A  ISSN： 1748-3387  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 小単一ラメラ状脂質小胞(SUV)をナノリアクタ(NR)容器として用いて,サブアトリットル程度までの少体積の物質を再現性よく,しかも高度平行処理的に混合する方法を開発した。この方法では,NRとして反対電荷をもつ脂質にて機能化した2種類の自己封入化SUVを用いる。一方の反応物を封入するSUV(標的NR)を支持ガラス表面に固定する。反応相手を封入し,反対電荷をもつ他方のSUV(貨物輸送NR)を緩衝液中に拡散させ,ガラス表面に固定した標的NRに吸着,融合させることにより反応物の混合と反応を行う。実施例として酵素(例:アルカリ性ホスファターゼ)とプロ-蛍光性基質(例:フルオレッセイン二リン酸)をそれぞれ封入した標的NRと輸送NRを用いて酵素と基質を混合,反応させ,蛍光性反応生成物(例:フルオレッセイン)を蛍光分光法により高感度分析した。ガラス表面固定標的NRは3~4回の連続使用が可能であった。

シソーラス用語： マイクロリアクタ ,  *ミクロ混合 ,  酵素反応 ,  *脂質二分子膜 ,  蛍光分析 ,  アルカリ性ホスファターゼ ,  リポソーム
準シソーラス用語： *ナノリアクタ ,  リン脂質二分子層 ,  *微小混合

分類 (1件)： 撹はん,混合  (XD02040M)

タイトルに関連する用語 (5件)： ソフト ,  物質 ,  ナノ流体 ,  定量 ,  体積