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J-GLOBAL ID:201202271129923963   整理番号:12A0239571

三角金ナノ粒子触媒ルミノール化学ルミネセンスを使用したカプトプリル検出のための新しい方法

The new approach for captopril detection employing triangular gold nanoparticles-catalyzed luminol chemiluminescence
著者 (3件):
資料名:
巻: 89  ページ: 142-148  発行年: 2012年01月30日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,カプトプリルの定量のための新しい化学ルミネセンス(CL)プローブとしての非イオンフルオロ界面活性剤(FSN)の存在下でのHAuCl4のくえん酸三ナトリウム還元により調製した三角金ナノ粒子(AuNPs)を使用した。カプトプリルは三角AuNPs触媒ルミノール系でCL強度の鋭い減少を生じた。選択した実験条件下において,23.0~920nMの範囲においてCL強度の対数とカプトプリルの濃度の対数との間に直線関係が得られ,カプトプリルのSN比3での検出限界は4.6nMであった。調製した三角AuNPsは合成が容易で,広いpH範囲と高イオン強度で安定であり,カプトプリルに対して高い選択性と優れた感度を示した。提示法の適用性を市販製剤とヒト尿試料中のカプトプリルを満足な結果で定量することによりバリデーションした。添加試料中のカプトプリルの回収率は95.0%から103.5%の間であった。提示法は製剤のルーチン管理分析やヒト尿試料に見込みがある。更に,CLスペクトル,UV-visスペクトル及び透過型電子顕微鏡(TEM)測定に基づいて,可能なCL機構を提示した。カプトプリルに対する高い選択性の機構は調製した三角AuNPsの活性部位へカプトプリルのスルフヒドリル基が固く結合し,三角AuNPsの表面においてH2O2から酸素関連ラジカルが容易に発生できないことに由来すると想定した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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薬物の分析  ,  有機化合物の物理分析 

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