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J-GLOBAL ID：201202271139974752   整理番号：12A0410613

携帯電話センシングに向けた低優先度通信機構の実装と評価

Design, Implementation and Evaluation of Lower-Than-Best-Effort Protocol for Mobile Phone Sensing

著者 (4件)： 山本享弘 (東大 先端科学技術研究セ) ,  山本享弘 (コア 総合研) ,  猿渡俊介 (東大 先端科学技術研究セ) ,  森川博之 (東大 先端科学技術研究セ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 386(USN2011 57-89)  ページ： 7-12  発行年： 2012年01月12日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： スマートフォンに代表される近年の携帯電話の高機能化に伴い,携帯電話に搭載されたセンサを使って実空間情報を収集する携帯電話センシングが実現可能となった。しかしながら,バックグラウンドで動作する携帯電話センシングの処理や通信が,フォアグラウンドのウェブブラウジングなどのネットワークアプリケーションの通信に遅延を生じさせるという問題が発生する。本稿では,携帯電話センシングを実現したときのユーザ通信の遅延を抑制するために,携帯電話上でトラヒックの優先制御を行うLW-LBE(Lightweight Lower-than-Best-Effort)の設計と実装,評価について述べる。LW-LBEでは,実行オーバヘッドの小さいソフトウェア割り込みハンドラをプライオリティキュー単位に割り当て,タスクとソフトウェア割り込みハンドラの間で実行順序を制御することで,低優先度通信を低オーバヘッドで実現する。実機上にLW-LBEを実装して評価を行った結果,既存手法よりも少ない実行サイクル数でフォアグラウンド通信の遅延が削減できることを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *携帯電話 ,  検出 ,  携帯端末 ,  *センサ ,  情報収集 ,  バックグラウンド ,  優先処理 ,  遅れ ,  抑制 ,  通信制御 ,  割込制御 ,  QOS【通信】 ,  スマートフォン
準シソーラス用語： センシング ,  トラヒック制御 ,  空間情報 ,  通信遅延 ,  *無線センサ ,  優先制御

分類 (2件)： リモートセンシング一般  (AD04000L) ,  その他の通信応用  (ND15000K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 携帯電話 ,  センシング ,  優先度 ,  実装 ,  評価