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J-GLOBAL ID：201202271207393003   整理番号：12A0460231

新生代海水のリチウム同位体の歴史:ケイ酸塩の風化と逆風化の変化

Lithium Isotope History of Cenozoic Seawater: Changes in Silicate Weathering and Reverse Weathering

著者 (3件)： MISRA Sambuddha (Florida State Univ., FL, USA) ,  MISRA Sambuddha (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR) ,  FROELICH Philip N. (Froelich Education Serv., FL, USA)
資料名： Science  (Science)
巻： 335  号： 6070  ページ： 818-823  発行年： 2012年02月17日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 隆起した大陸岩石の風化は二酸化炭素を消費し,プラスイオンを海洋に運び,しかし,この海水への化学変化に殆ど公記録は存在しない。それによって,海水の化学と気候の調整に重要な役割を持つ。浮遊性有孔虫から復元された新生代における海水中のリチウム同位体からグローバルな大陸の隆起,風化,侵食過程を明らかにする。リチウムはアルカリ元素のうち,最も軽い元素で海水中の保存的な陽イオンである。海水中の現在のリチウム量と6千万年前の海水中のリチウム量を比較し,出版されたLi入力量とLi出力の流速の最良値を推定した。新生代Li同位体記録(68,000,000 年前をカバーする)への最新の白亜紀の値と出版された海水記録⁸⁷Sr/⁸⁶Sr,¹⁸⁷Os/¹⁸⁶Osを調べた。結果と解説をもとに新生代δ⁷Li_SW最小,白亜紀-新生代境界(KTB)δ⁷Li_SWイベントを考察した。

シソーラス用語： *海水 ,  *風化作用 ,  *リチウム同位体 ,  新生代 ,  古気候 ,  侵食作用 ,  隆起運動 ,  大陸

分類 (1件)： 同位体地質学  (DD01042T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 新生代 ,  海水 ,  リチウム同位体 ,  歴史 ,  ケイ酸塩 ,  風化