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J-GLOBAL ID：201202271253358018   整理番号：12A0477401

乳汁由来の生物活性物質の作用を調べるための細胞を用いたモデル

Cell-based models to test the effects of milk-derived bioactives

著者 (2件)： PURUP S. (Aarhus Univ., Tjele, DNK) ,  NIELSEN T. S. (Aarhus Univ., Tjele, DNK)
資料名： Animal  (Animal)
巻： 6  号： 3  ページ： 423-432  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： W1725B  ISSN： 1751-7311  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 乳や酪農製品のような複雑な混合物中の新規生物活性物質の同定には強力なスクリーニングの確立が必須である。スクリーニング及び試験のためにin vitroで細胞を用いたモデルを利用すると,数種の濃度の混合物あるいは特定物質を特定組織の細胞で同時に調べることが可能な利点がある。標的器官の初代培養細胞あるいは確立した細胞株を用いると最も感受性の高い細胞を同定でき,そのため極めて特異な感受性をもつ多くの導入細胞株の開発ができた。基本的なあるいはより洗練された細胞機能を内在する,例えば細胞生存性,アポトーシス,遊走,細胞情報伝達,遺伝子発現調節,形態学及び代謝変化のような各種エンドポイントを調べることが可能となった。胃腸管は,乳及び酪農製品を介して届けられる生物活性分子のための最良と思える標的である。上皮細胞の増殖あるいは遊走に影響を与える生物活性因子の同定は,ヒト及び動物の胃腸管の健康増進における潜在的適用を有するであろう。新規に乳癌と診断されたものの50%が食餌性因子と関連している可能性があるため,乳腺は相当関心の高い標的器官である。多くの胃腸管及び乳腺上皮細胞株が市販されているが,確立された細胞株は必ずしも特殊化した特性を発現しないため,いくつかの細胞機能の研究には新鮮な単離細胞の初代培養株が好まれる。

シソーラス用語： *乳汁 ,  *生理活性因子 ,  *スクリーニング ,  *培養細胞 ,  牛乳 ,  乳製品 ,  in vitro実験 ,  ターゲット ,  生体組織 ,  感受性 ,  アポトーシス ,  細胞移動 ,  細胞情報伝達 ,  遺伝子発現 ,  モルフォロジー ,  代謝 ,  胃腸管 ,  乳腺 ,  食餌効果 ,  乳房腫瘍
準シソーラス用語： 遺伝子発現調節 ,  器官 ,  形態学 ,  細胞遊走 ,  初代培養細胞 ,  生存性 ,  *生物活性物質 ,  乳癌 ,  標的 ,  標的器官 ,  酪農製品

分類 (2件)： 酪農製品一般  (FJ12021M) ,  生理活性ペプチド  (EB08100U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 乳汁 ,  生物活性物質 ,  細胞 ,  モデル