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J-GLOBAL ID：201202271296091937   整理番号：12A0646850

中継可能なWLANにおけるマルチキャストのための新しい結合制御方式

Novel association control strategies for multicasting in relay-enabled WLANs

著者 (2件)： CHIN Kwan-wu (School of Electrical, Computer and Telecommunications Engineering, Univ. of Wollongong, NSW, AUS) ,  LI Shinan (School of Electrical, Computer and Telecommunications Engineering, Univ. of Wollongong, NSW, AUS)
資料名： Computer Networks  (Computer Networks)
巻： 56  号： 8  ページ： 2168-2178  発行年： 2012年05月24日 
JST資料番号： A0360B  ISSN： 1389-1286  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マルチキャストは,無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)における基本的通信サービスである。残念ながら,マルチキャストパケットは基本速度で不必要に送信され,これは内容豊富なマルチメディアコンテンツのユーザへの配信を妨げる。この目的に対し,多数の既存の研究は,全加入者により復号化できる最高のデータ速度でアクセスポイント(AP)が送信して,マルチキャスト容量を増加する方法を提案している。もう一つの手法は,加入者とAPの結合制御により,例えばAP負荷などの所与の目標を満たすことである。さらに中継局を利用して,チャネル条件の悪い局の強化を支援する方法も提案されている。本論文では,結合制御,多数のAPと中継局の同時活用による,WLANにおけるマルチキャストの性能改善手法を提案する。この問題は,最大被覆グループバジェット(MCG)問題から還元することにより,NP困難であることを示す。次に非加入者および加入者という2種の中継局を考慮する,多数の発見的方法を提案する。前者はマルチキャストグループのどの部分でもない局であるが,後者はマルチキャストパケットを活発に受信する局から成る。AP,局数,マルチキャスト伝送速度を変える広汎なシミュレーション研究により,提案した発見的方法の平均および最大AP負荷を低減する有効性と,高いマルチキャスト速度で非常に多数のユーザに対応できることを示した。特にこれらの方法は,AP負荷を最大83%低減し,低速と高速のマルチキャストシナリオでそれぞれ17%と53%多いユーザに対応できることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *無線LAN ,  *マルチキャスト ,  通信中継 ,  結合制御 ,  通信サービス ,  伝送速度 ,  コンテンツ ,  成員 ,  利用者 ,  端局 ,  送信 ,  改良 ,  NP困難 ,  被覆問題 ,  発見的方法 ,  計算機シミュレーション ,  負荷分散 ,  スループット ,  *スケジューリング
準シソーラス用語： マルチメディアコンテンツ ,  加入者 ,  性能改善

分類 (2件)： 移動通信  (ND08030H) ,  計算機網  (JC03000K)

タイトルに関連する用語 (4件)： 中継 ,  WLAN ,  マルチキャスト ,  制御方式