抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本連載は今回(12回)が最終回となる。11回まではサプライチェーン支持の情報連携として,ロジスティクス分野におけるGS1ガイドライン,自動識別システムの紹介及びサプライチェーン情報関連の具体例によりロジスティクス分野の留意点を説明した。本論文では情報連携上の論点を要約,紹介した。先ず,前提条件として自社内の基幹情報システムが完備していること。情報連携に関わる既存システム(米国VICSの開発した需要予測や販売計画など)から学ぶこと。食品トレーサビリティシステム,国際物流の可視化,緊急支援物資の輸送システム,部品調達における共通ポータルシステムなどの事例別に見た導入時の留意点に注目すること。サプライチェーンの情報連携に実行系システム(庫内作業管理など)及び自動認識システムを活用すること。結論として,最新の情報システムの検証と併せて過去に開発された情報システムにも目を向け永続的に改善,改良を継続するよう努力すべきである。