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J-GLOBAL ID：201202271441542403   整理番号：12A0527817

過体重および肥満個人における血圧と動脈壁硬化に対する12週間のオオバコ繊維補給あるいは保健食の影響

The effects of 12-week psyllium fibre supplementation or healthy diet on blood pressure and arterial stiffness in overweight and obese individuals

著者 (5件)： PAL Sebely (Curtin Univ. Technol., WA, AUS) ,  KHOSSOUSI Alireza (Curtin Univ. Technol., WA, AUS) ,  BINNS Colin (Curtin Univ. Technol., WA, AUS) ,  DHALIWAL Satvinder (Curtin Univ. Technol., WA, AUS) ,  RADAVELLI-BAGATINIA Simone (Curtin Univ. Technol., WA, AUS)
資料名： British Journal of Nutrition  (British Journal of Nutrition)
巻： 107  号： 5  ページ： 725-734  発行年： 2012年03月14日 
JST資料番号： B0336A  ISSN： 0007-1145  CODEN： BJNUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 肥満はメタボリックシンドローム発生のリスクを上昇させるものであり,心血管疾患および2型糖尿病へと導くものである。食物繊維の摂取が血圧の上昇を抑え,高血圧発症の危険性を低下できると報告されている。したがってWHOは高血圧集団における心血管疾患低減法として食物繊維の摂取を促している。オオバコ食物繊維は水溶性であり,血中コレステロール,TAGおよびインシュリン濃度を制御できる事を以前に報告した。ここでは保健食あるいはオオバコ食物繊維補給の形での12週間の食物繊維補強が血管機能および血圧の改善を支持できるのか否かを検討した。BMIが25~40kg/m²で年齢が18~65歳の過体重および肥満の個人について,12週間のオオバコ食物繊維給与試験を実施した。収縮期血圧は6週目において食物繊維補強群で低かったが12週目では対照群と同じであった。しかし保健食給与群では12週目において対照より低い収縮期血圧を呈した。今回の実験ではオオバコ食物繊維の過体重および肥満個人に対する明確な血圧あるいは血管機能改善の効果は見られなかった。しかし保健食は明確な血圧改善効果を示した。

シソーラス用語： 食物繊維 ,  機能 ,  収縮期血圧 ,  肥満 ,  心血管疾患 ,  *メタボリックシンドローム ,  オオバコ属 ,  栄養障害 ,  体重 ,  症状 ,  脈拍
準シソーラス用語： *Plantago ovata ,  過体重 ,  血管機能 ,  動脈壁硬化

分類 (2件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

タイトルに関連する用語 (10件)： 過体重 ,  肥満 ,  個人 ,  血圧 ,  動脈壁 ,  硬化 ,  オオバコ ,  繊維 ,  補給 ,  保健