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J-GLOBAL ID:201202271463595799   整理番号:12A1262161

ラッセル体誘導しきい値は個々のヒトIgGクローンの可変ドメイン配列及び細胞蛋白質ホメオスタシスに依存する

Russell body inducing threshold depends on the variable domain sequences of individual human IgG clones and the cellular protein homeostasis
著者 (3件):
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巻: 1823  号: 10  ページ: 1643-1657  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ラッセル体は免疫グロブリンの細胞内凝集体である。ラッセル体の生物発生機構は切断型変異体重鎖を使用して広く研究が行われているが,このプロセスにおける可変ドメイン配列の重要性は不明である。構造的及び機能的に正常なヒト免疫グロブリンGのパネルを使用し,個々のGクローンは正常及び異常細胞条件下で異なる表面を形成する特有のラッセル体誘導傾向があることを示した。各免疫グロブリンGクローンにユニークなラッセル体誘導疾病素因を各免疫グロブリンGクローンを限定する重鎖可変ドメイン/軽鎖可変ドメイン配列の組合せにコードされた内因性物理化学的特性により確認した。配列に基づく内因性因子はある種の免疫グロブリンGクローンをラッセル体誘導傾向にするが,ストレス性細胞培養条件などの外因性因子も正常ではラッセル体発生に低抗性である免疫グロブリンGクローン由来ラッセル体の性向解明に関与する。異種発現系を使用してラッセル体形成における個々のサブユニット鎖の役割を調べ,ラッセル体形成性向に及ぼす異種サブユニット鎖対同時発現の効果を調べた。その結果,個々の軽鎖クローンの可変ドメインの特性と相手重鎖可変ドメインとの和合性が免疫グロブリンG生合成の効率,ラッセル体誘動のしきい値及び免疫グロブリンG分泌のレベル決定に重要であることを示唆した。可変ドメイン配列がコードしたユニークな特性と蛋白質ホメオスタシス状態の相互作用が動的細胞セッティングにおいて免疫グロブリンG発現細胞がラッセル体表現型を発生するか否かを決定することを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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抗原・抗体・補体の生化学 

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