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J-GLOBAL ID：201202271490091271   整理番号：12A0440977

Wnt拮抗剤Wif-1はCTGFと相互作用し,CTGF活性を阻害する

The Wnt Antagonist Wif-1 Interacts With CTGF and Inhibits CTGF Activity

著者 (7件)： SURMANN-SCHMITT Cordula (Univ. Erlangen-Nuremberg, DEU) ,  SASAKI Takako (Univ. Erlangen-Nuremberg, DEU) ,  HATTORI Takako (Okayama Univ. Graduate School of Medicine, Dentistry and Pharmacy, Okayama, JPN) ,  EITZINGER Nicole (Univ. Erlangen-Nuremberg, DEU) ,  SCHETT Georg (Univ. Erlangen-Nuremberg, DEU) ,  VON DER MARK Klaus (Univ. Erlangen-Nuremberg, DEU) ,  STOCK Michael (Univ. Erlangen-Nuremberg, DEU)
資料名： Journal of Cellular Physiology  (Journal of Cellular Physiology)
巻： 227  号： 5  ページ： 2207-2216  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： E0042B  ISSN： 0021-9541  CODEN： JCLLA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究において,CTGFのCTドメインにより主に仲介されるCTGFとWnt阻害因子(Wif-1)の直接相互作用を示した。さらに,これらの両遺伝子は骨端線及び関節軟骨において共発現することを示し,それにより分泌Wif-1及びCTGF蛋白質は細胞外コンパートメントの同領域に存在することを示し,これらのin vivo相互作用を可能にするらしい。また,Wif-1はaggrecan及びcollagen2a1遺伝子の発現のCTGF依存性誘導を阻止することを示し,Wif-1はCTGF活性を妨害することを示唆した。しかしながら,CTGFはWntシグナル伝達のWif-1依存性阻害を妨害しなかった。これらの結果から,Wif-1はWntシグナル伝達の拮抗剤であるのみならず,軟骨遺伝子発現の制御においてCTGF活性の調節因子として役割を果たすことを示唆した。

シソーラス用語： 成長因子 ,  *タンパク質 ,  分子間相互作用 ,  *関節軟骨 ,  骨 ,  生体内分布 ,  軟骨細胞 ,  細胞培養 ,  マウス ,  遺伝子発現 ,  細胞分泌 ,  骨端線 ,  シグナル伝達 ,  結合組織成長因子 ,  Wntシグナル伝達経路 ,  蛋白質間相互作用 ,  *軟骨 ,  ネズミ亜目 ,  分子遺伝現象
準シソーラス用語： 細胞情報伝達 ,  CTGF ,  *Wif-1 ,  Wnt ,  Wntシグナル伝達 ,  蛋白質-蛋白質相互作用

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  骨格系  (EJ10030R)

タイトルに関連する用語 (6件)： Wnt ,  拮抗剤 ,  CTGF ,  相互作用 ,  活性 ,  阻害