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J-GLOBAL ID：201202271539243455   整理番号：12A1024011

低炭素社会の実現へ省エネ基準適合が義務化〈製造・施工段階での低炭素への取り組み状況〉アスファルト防水材料メーカーが考える低炭素社会への取り組み

著者 (1件)： 高橋一郎 (日新工業)
資料名： 月刊防水ジャーナル  (防水ジャーナル)
巻： 43  号： 7  ページ： 72-73  発行年： 2012年07月05日 
JST資料番号： S0412A  ISSN： 0289-3894  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アスファルト断熱防水は,材料製造時における炭酸ガスの発生量が他の防水材料に比べて少ない。中でも低温溶融アスファルトは,従来の施工よりも50°Cも低い温度で施工ができる防水工事用アスファルトである。一般のアスファルトと比べて溶融時に要する燃料や炭酸ガスの発生量が少なく,臭いや煙の発生量も少ない。環境保全型アスファルト防水工法は,耐久性の高い改質アスファルトルーフィングを採用することによって,従来工法よりも工程数,材料使用量を減らして,施工効率を向上させた工法である。またそれをさらに低炭素化した湿気硬化型アスファルト防水工法は,アスファルトの溶融を必要としないので,施工時に発生する炭酸ガス量はゼロである。その他の建築物における省エネ設計への取り組みとしては,断熱防水工法による対策,高耐候遮熱塗料・保水パネル・屋上緑化工法・乾式浮き床仕上げ工法など防水保護材・関連副資材による対策,などが挙げられる。

シソーラス用語： 社会 ,  環境保全 ,  *省エネルギー ,  設計基準 ,  義務 ,  建築材料 ,  建築工事 ,  *アスファルト防水 ,  改質アスファルト ,  屋根材 ,  *断熱構造 ,  *防水層 ,  断熱材料 ,  塗料 ,  保水性 ,  パネル ,  屋上 ,  緑化 ,  床 ,  二酸化炭素 ,  排出量
準シソーラス用語： 低炭素社会 ,  省エネ基準 ,  ルーフィング ,  遮熱塗料 ,  浮床

分類 (2件)： エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B) ,  建築物の防水,防湿  (RB01032Q)

タイトルに関連する用語 (10件)： 低炭素社会 ,  省エネ基準 ,  義務 ,  施工 ,  段階 ,  炭素 ,  状況 ,  アスファルト ,  防水材料 ,  メーカー