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J-GLOBAL ID:201202271578602675   整理番号:12A0604000

Solanum lycopersicumオーキシン応答第10因子(SlARF10)脱抑制後の葉身成長の抑制

Inhibition of lamina outgrowth following Solanum lycopersicum AUXIN RESPONSE FACTOR 10 (SlARF10) derepression
著者 (5件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 561-576  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: W0811A  ISSN: 0167-4412  CODEN: PMBIDB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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オーキシン応答因子(ARF)はオーキシン応答遺伝子の発現を活性化又は抑制する植物転写因子であって,オーキシン媒介発育過程で重要な役割を果たす。ここでは,Solanum lycopersicum(トマト)ARF10ホモログ(SlARF10)の同定及び特性化で示された転写後のSl-miR160による制御について,トマト発育で制御の意義を調査した。野生型トマトでは,SlARF10は主に成体又は成熟果実の果皮で発現し,Sl-miR160のものと相補的な発現プロフィールを示す。野生型SlARF10の構成的発現はトマトの成長を変えなかった。しかし,構造的にSl-miR160a-抵抗性型(mSlARF10)を発現したトランスジェニックトマト植物は,狭い小葉葉身,萼片及び花びらと異常形状の果実を発達させた。複葉の成長期に,mSlARF10蓄積が他のオーキシン駆動過程(例えば,小葉開始及び小葉形成)に影響を及ぼすことなく小葉葉身成長を特異的に阻害した。さらに,葉身サイズはmSlARF10転写量と逆相関したが,これは核に局在するSlARF10蛋白質が小葉葉身成長の転写レプレッサーとして機能することを意味する。したがって,既知のオーキシン応答遺伝子(細胞成長を加速する)の下方制御がmSlARF10量の蓄積が増加した茎頂で確認された。総合すれば,本研究はSl-miR160によるSlARF10の抑制はオーキシン媒介葉身成長及び初期果実形成に重要であることを提唱する。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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野菜  ,  遺伝子発現 

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