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J-GLOBAL ID:201202271594867069   整理番号:12A0925354

配位子の長さによって微調整した3重および8重に相互貫入しているThSi2金属-有機網目構造

Three- and Eight-Fold Interpenetrated ThSi2 Metal-Organic Frameworks Fine-Tuned by the Length of Ligand
著者 (8件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 2902-2907  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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有機配位子の長さによって相互貫入度を調整して,3重相互貫入の{[Ag4(bipy)4(ox)]・2OH・16H2O}n(1)と8重相互貫入の{[Ag2(dpb)2(ox)]・10H2O}n(2)(bipy=4,4′-ビピリジン,dpb=1,4-ジ(ピリジン-4-イル)ベンゼン,H2ox=シュウ酸)を合成し,これらの結晶構造をX線回折によって研究した。その結果,この2座配位のピリジル配位子の長さによって,これらの新しい金属-有機骨格構造(MOFs)の相互貫入度を微調整できることがわかった。即ち,配位子が長いと相互貫入度は高くなり,逆に短い配位子を用いると相互貫入度も低くなった。これらの化合物の熱安定度と光ルミネセンス(PL)も研究した。熱重量分析(TG)の結果,1と2のTG曲線はそれぞれ30~146°Cにおける21.02%と30~118°Cにおける11.67%の重量損失を示し,格子水分子の損失に対応していることがわかった。脱水した骨格構造は180°Cまで安定しており,それ以上になると骨格は破壊した。また1と2のPLスペクトルはそれぞれ385nmと358nmに強い発光を示している。これは金属配位による配位子内(IL)のπ→π*遷移の変化に起因していると考えられる。
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分類 (3件):
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第11族,第12族元素の錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  錯体のルミネセンス 
タイトルに関連する用語 (5件):
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