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J-GLOBAL ID:201202271631307060   整理番号:12A0677977

埋込TiO2被覆多層カーボンナノチューブから製作される新規な抗生物汚損ナノ濾過ポリエーテルスルホン膜

Novel antibifouling nanofiltration polyethersulfone membrane fabricated from embedding TiO2 coated multiwalled carbon nanotubes
著者 (5件):
資料名:
巻: 90  ページ: 69-82  発行年: 2012年04月27日 
JST資料番号: T0428B  ISSN: 1383-5866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アナターゼ二酸化チタン(TiO2)ナノ粒子により被覆の多層カーボンナノチューブ(MWCNT)を,酸酸化MWCNT上へTiCl4前駆体を沈殿させることにより合成し,ナノ複合材料ポリエーテルスルホン(PES)膜調製に使用した。本研究では,膜モルホロジー,特性および抗生物汚損に及ぼす,PESマトリックスへの埋込TiO2被覆MWCNTの影響を提供する。そして得られた結果を,この調製酸化MWCNTおよびTiO2ブレンドPES膜と比較した。XRDおよびTEM分析は,MWCNT表面上に形成されるTiO2が,サイズ範囲10-20nmのアナターゼナノ構造を持つことを示した。SEM画像は,全てのNF膜に対し指状でかつ多孔質構造を示した,そしてTiO2被覆MWCNTの凝集が非常に低いことを示した。接触角測定は,酸化MWCNTの表面におけるTiO2ナノ粒子の被覆が,得られる膜の親水性を改善することを示した。このブレンド膜の純水フラックスは,TiO2被覆MWCNTの含量と共に大きくなった。ホエー溶液濾過により評価される膜の耐汚損性は,その最も低い表面粗さおよび取り込まれるナノ粒子により誘引される相乗光触媒活性のため,TiO20.1wt%被覆のMWCNT膜が,ベストの抗生物汚損特性を示す,ことを明らかにした。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体のその他の性質  ,  膜分離 

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