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J-GLOBAL ID：201202271637085035   整理番号：12A1635059

ダムを撤去して自然環境を回復

TEARING DOWN TO BUILD UP

著者 (1件)： NEWCOMB Tim
資料名： ENR  (ENR)
巻： 269  号： 8  ページ： 48-50,53  発行年： 2012年09月17日 
JST資料番号： B0482A  ISSN： 0891-9526  CODEN： ENREAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2012年7月,ワシントン州に99年前に建設された高さ33mのFlwha 重力ダムが撤去された。鮭の遡上が認められ,10年振りに本来の河川生態系の復活の兆しが見られた。この撤去工事は米国における過去最大規模の工事である。第二段階として上流8kmに1927年に築造された高さ64mの重力ダムの撤去が2011年から始まっている。老朽化したダムは堆砂量が増加し,発電コストが経済的に不利になる場合がある。このため,ダムの解体撤去はコスト,安全性ならびに環境回復の観点から見て賢明な選択肢となるケースが多い。米国では21世紀に入り,ダムの撤去が年々増加の傾向にあり,今後2年間に150基余りのダムが解体撤去の対象になっている。

シソーラス用語： *解体工事 ,  *コンクリートダム ,  *回復 ,  *堆砂 ,  *生態系 ,  サケ科 ,  老朽化 ,  魚道 ,  原価 ,  ワシントン州 ,  バックホウ ,  油圧ハンマ
準シソーラス用語： *河川生態系 ,  解体撤去 ,  植生回復 ,  *生息環境回復 ,  *貯水池堆砂 ,  発電コスト

分類 (3件)： ダム一般  (RC16010D) ,  撤去工事  (RA07100X) ,  河川工事  (RC12030X)

タイトルに関連する用語 (4件)： ダム ,  撤去 ,  自然環境 ,  回復