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J-GLOBAL ID:201202271648176431   整理番号:12A1515061

多剤耐性関連蛋白質遺伝子3における多型は小児急性リンパ芽球性白血病の転帰と関連する

Polymorphism in multidrug resistance-associated protein gene 3 is associated with outcomes in childhood acute lymphoblastic leukemia
著者 (14件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 386-394  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: W1383A  ISSN: 1470-269X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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1989年1月~2003年12月に小児急性リンパ芽球性白血病(ALL)と診断された273例を対象に,多剤耐性関連蛋白質(MRP)2,3,5の遺伝子多型と治療応答との関連を検討した。調節性AT多型のMRP3 A-189対立遺伝子は無病生存率の低下と関連していた(p=0.01)。この結果は,多重比較のための調整後および多変量解析においても有意であった。イベント患者の中で,A-189キャリアはメトトレキサートの血漿中濃度が有意に高く(P=0.03),MRP 3-189も中枢神経系における再発リスクが4倍高かった(P=0.01)。この対立遺伝子を有する患者では,血小板減少症グレード2の頻度が比較的低い傾向がある(p=0.06)。遺伝子レポーターアッセイの結果,A-189で標識化されたハプロタイプは高いプロモーター活性を有していたことが明らかになった(P≦0.01)。MRP3 A-189 T多型はALLの治療応答と関連しており,これはMRP3流出の変化が原因である可能性がある。
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分類 (2件):
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血液の腫よう  ,  腫ようの薬物療法 
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