抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿は,気象庁精密地震観測室が設置したSTS2広帯域地震計の波形データを用いたマグニチュードの推定方法について報告する。推定には,一定時間(ΔT)内の二乗平均振幅(Ev)を用いる。ΔTとして,30,60,90,120秒間を選び,結果を比較した。求まった推定式は,震央距離(Δ:度)に対し,A=2logEv(60秒)-logEv(30秒)として,Δが10度以下の場合,Mw=(A+866.54log(cos(Δ-10))+1.23)/1.44,10度を超える場合,Mw=(A+1.23/1.44)である。ただし,Mw9クラスではやや過小評価の傾向にある。