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J-GLOBAL ID:201202271712169339   整理番号:12A1262370

共ドーピングにより安定化のBi2O3セラミックスの相安定性および電気伝導性

The phase stability and electrical conductivity of Bi2O3 ceramics stabilized by Co-dopants
著者 (4件):
資料名:
巻: 218  ページ: 106-112  発行年: 2012年11月15日 
JST資料番号: B0703B  ISSN: 0378-7753  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Bi2O3セラミックスδ相を安定化させるため,Y2O3との共ドーパントとして,Gd2O3,Nb2O5,Sc2O3,ZrO2およびBaOを選定した。一定のドーパント濃度下にて,Bi0.76Y0.24-xMxO1.5+δ(M=Gd,Nb,Sc,ZrおよびBa)の相安定性および電気伝導性に対し,共ドーパントの影響を調べた。研究結果に基づけば,共ドーピングした試料は全て,Bi0.76Y0.24O1.5セラミックのそれよりもより低い焼結温度を示した。Bi0.76Y0.24-xGdxO1.5,Bi0.76Y0.24-xNbxO1.5+δおよびBi0.76Y0.24-xScxO1.5セラミックスは,δ-Bi2O3相の立方晶ホタル石型構造を保持した。一方,Bi0.76Y0.24-xBaxO1.5-δは,立方晶と菱面体晶相の混合物を示した。Sc3+およびZr4+イオンのイオン半径はY3+イオンのそれよりも小さい,と言う事実にもかかわらず,Bi0.76Y0.24O1.5セラミックの格子定数は,Gd2O3,Sc2O3,またはZrO2の置換により大きくなった。一方,Nb2O5の置換により,それは下がった。研究した組成の中で,Bi0.76Y0.20Zr0.04O1.5+δセラミックは,600および700°Cにて,0.27および0.55Scm-1のベストの電気伝導性を示した。これは,Y2O3ドーピングおよびZrO2ドーピングBi2O3セラミックスのそれらよりも,はるかに高い。同一の全ドーパント濃度において,この共ドーピング安定化Bi2O3セラミックスは,それらの単一ドーパント安定化相似物より,伝導性の点で性能がより優れる,それは多分その大きな格子定数のためであろう,ことが観察された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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