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J-GLOBAL ID:201202271724552561   整理番号:12A0363092

熱サイクル中のNi-Ti基形状記憶合金におけるミクロ組織的不可逆性の原因

Origin of Microstructural Irreversibility in Ni-Ti Based Shape Memory Alloys during Thermal Cycling
著者 (7件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 1277-1287  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: E0265B  ISSN: 1073-5623  CODEN: MTTABN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Ni-Ti-およびNi-Ti-Fe-基形状記憶合金の種々のミクロ組織に熱サイクルを与えた。すなわち,約5分間液体窒素に浸漬しそれから室温に戻す,あるいはオーステナイト(立方晶:B2).←→.マルテンサイト(モノリシック:B19′)可逆固体状態相変態である。直接電子後方散乱回折(EBSD)観察によってミクロ組織不可逆性の特徴を明らかにすることができた。すなわち,粒径の変化,ミスオリエンテーションの累積および残留マルテンサイトの存在である。粒径の平均変化(Δd)はミクロ組織が異なるとほぼ2~4倍異なっていた。一般的に,微細な(d<5μm)結晶粒の最大クラスタリングを有する組織に最大のΔdを観察した。最大Δdのサンプルにも複数の熱サイクルを付与した。Δdは最初の熱サイクル後にdとともに増減したが,散乱は引き続く熱サイクル中に増加した。直線的挙動からそれる結晶粒あるいはミスオリエンテーションは,明らかに結晶学的に異方性であった。熱サイクルを繰り返しても,Δdの変化のパターン,オーステナイトのミスオリエンテーションおよび残留マルテンサイト量は類似していた。ミクロ組織的不可逆性の観察パターンに対処するために,オーステナイトとマルテンサイトとの間の40°〈001〉方位関係に基づく現象論的モデルあるいは仮説を提案した。Copyright 2011 The Minerals, Metals & Materials Society and ASM International Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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変態組織,加工組織  ,  その他の金属組織学 

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