抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大久保ダムは沖縄県北西部に建設された重力式コンクリート(主ダム)とロックフィルダム(脇ダム)である。堤高は本ダム77.5m,総貯水容量は2005万m
3である。試験湛水は平成21年4月から開始したが,同年は降水量が少なく,当初計画よりも半年遅れで常時満水位,サーチャージ水位に到達した。放流開始後,地元漁協から塩分濃度低下の懸念が示され,ダムからの放流量を小さくして調査を行ったため,試験湛水の放流完了が遅れ,平成23年度からのダム供用開始も遅れることが懸念された。このため,試験湛水期間短縮策として,水道事業者による取水によって試験湛水の降下速度をあげて対応した。