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J-GLOBAL ID:201202271806078779   整理番号:12A0693434

T細胞受容体,ペプチド-MHC,CD4の完全三元複合体の結晶構造

Crystal structure of a complete ternary complex of T-cell receptor, peptide-MHC, and CD4
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巻: 109  号: 14  ページ: 5405-5410  発行年: 2012年04月03日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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獲得免疫は,抗原提示細胞(APC)上の主要組織適合複合体に結合した抗原ペプチド(pMHC)をT細胞受容体(TCR)が特異的に認識することに依存する。また,一般的にT細胞活性化はCD4またはCD8共受容体への同一pMHCの結合を必要とする。本報告で,ヒト自己免疫TCR,HLA-DR4に結合したミエリン由来自己ペプチド,CD4が関与する,完全TCR-pMHC-CD4三元複合体の構造を決定した。複合体は尖頭アーチに類似し,TCRとCD4は各々T細胞膜に対して~65°傾斜した。TCRとCD4間の直接接触が排除されることにより,T細胞上のTCRとCD4がAPC上の同一pMHCに同時かつ独立に結合する様子が構造から説明できた。先行する変異誘発データと結び合わせて,T細胞に活性化情報を伝達するTCR会合CD3εγおよびCD3εδサブユニットが,TCR-pMHC-CD4アーチ内部にCD4と面して位置付けられた。T細胞膜上のTCRとCD4の係留点の確立によって,複合体がCD4共受容体がMHC上にTCRを集中させて,胸腺T細胞選択時におけるpMHC上へのTCRドッキング案内機構への理解を提供した。
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分類 (2件):
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細胞膜の受容体  ,  分子構造 

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