抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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オプトエレクトロニクスデバイスに用いられる非常に有望な多官能芳香族縮合炭化水素であるナフト[2,3-a]ピレンで構成された有機薄膜が未修飾のAu(111)22×√3表面を再構築することが示された。一連の制御された吸着およびアニーリング処理によってヘリンボーン再構成の干渉を用いて有機分子と基板との相互作用の強さを測定した。系の全体的な挙動を試料の温度およびこの分子の表面被覆率によって支配される熱力学因子と速度因子との間の相互作用として解釈した。再構築機構は,ヘリンボーン再構成からステップ端へのAu原子の交換を含んでいた。我々の結果は系を>470Kにアニールした後に分子および基板の平衡構造が初めて達成されることを明らかにした。これは,有機物-金属界面が低温または室温析出によって構築されるとき,界面は平衡構造に対応しないことがあり,従ってデバイスの現実的な動作条件において存在する吸着層構造を誤って表すことがあるので,注意するべきであることを暗に示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.