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J-GLOBAL ID：201202271851254065   整理番号：12A1174432

訓練を介する注意の瞬きの長期持続性消失により示されたリセット容量の限界

Resetting capacity limitations revealed by long-lasting elimination of attentional blink through training

著者 (12件)： CHOI Hoon (Boston Univ., MA) ,  CHOI Hoon (Brown Univ., RI) ,  CHANG Li-Hung (Boston Univ., MA) ,  CHANG Li-Hung (Brown Univ., RI) ,  CHANG Li-Hung (Massachusetts General Hospital, MA) ,  SHIBATA Kazuhisa (Boston Univ., MA) ,  SHIBATA Kazuhisa (Brown Univ., RI) ,  SASAKI Yuka (Boston Univ., MA) ,  SASAKI Yuka (Massachusetts General Hospital, MA) ,  SASAKI Yuka (Harvard Medical School, MA) ,  WATANABE Takeo (Boston Univ., MA) ,  WATANABE Takeo (Brown Univ., RI)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 30  ページ： 12242-12247  発行年： 2012年07月24日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 視覚処理の容量限界を示す良く知られた現象の一つは,注意の瞬き(AB)であり,第2視覚標的(T2)の同定は高速遂次視覚提示(RSVP)で障害を受ける。今回,AB容量限界が打破できる簡単な短期訓練法について報告した。ABの消失に,訓練中のT2に目立った色を用いた。即ち,T2はRSVP課題の他の項目すべてから異なった色を用いた。この目立った色の訓練効果,その耐久性,この色なしの訓練,目立った色とT2間の関連解除,訓練ラグへの非特異性,目立った色の訓練による時間分解能の増加および目立った色の訓練効果の神経相関の7つの課題を検討した。特異な注意訓練の1時間は完全にABを消失し,この効果は堅固であり,訓練後数か月間持続した。行動的実験およびfMRIは,この学習効果が時間分解能の改善と関連し,これは主に前頭前野部位の処理によることを示した。容量限界は短期訓練により打破し得ると結論した。

シソーラス用語： 適応訓練 ,  生体反射 ,  時間分解能 ,  NMRイメージング ,  *前頭前野 ,  ヒト ,  学習 ,  *情報処理 ,  生体刺激
準シソーラス用語： fMRI ,  訓練 ,  注意の瞬き ,  *視覚処理 ,  視覚刺激

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 訓練 ,  注意の瞬き ,  長期持続性 ,  リセット ,  限界