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J-GLOBAL ID:201202271897626765   整理番号:12A0436645

ダカール市(セネガル)において収集された微粒子(PM2.5)の物理化学的特性と毒性の関係

Relationship between physicochemical characterization and toxicity of fine particulate matter (PM2.5) collected in Dakar city (Senegal)
著者 (19件):
資料名:
巻: 113  ページ: 1-13  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: D0574A  ISSN: 0013-9351  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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発展途上国における経済及び工業成長による大気汚染物質エミッションの膨大な増加によって,大気質はこの大陸における決定的な健康問題となった。したがって,サブサハラのアフリカ諸国における大気汚染に関するより良い知識を持つことは重要である。ダカール市(セネガル)の2箇所の都市域サイト(FannとFaidherbe)及び1箇所のダカール近傍の農村サイトにおいて,3個の大気汚染PM2.5試料を採取した。2箇所の都市域サイトは主に利用される自動車の種類において異なる:Fannでは交通はほとんどバスであり,これはFaidherbeにはない。これら3つのPM2.5試料の物理化学的特性から,多数の自然及び人為的排出源に関連した高度な不均一性と複雑性が明らかになった。PM2.5に曝露されたBEAS-2B細胞のDNAへの5-ブロモデオキシウリジン組込み,ミトコンドリアデヒドロゲナーゼ活性,及び細胞外乳酸デヒドロゲナーゼ活性から,さらに検討すべき曝露条件(24,48及び72hにおける3~12μg PM/cm2)が示唆された。PM2.5試料の有機画分(主にPAH)はCYP1A1とCYP1B1,及び少ないながらNQO1の時間及び/あるいは濃度依存性の遺伝子発現を誘発しうる。PM2.5試料に曝露されたBEAS-2B細胞における炎症仲介者(すなわちTNF-α,IL-1β,IL-6,及び/またはIL-8)の遺伝子発現及び/または蛋白質分泌両者に時間及び/または容量依存性の増加がみられた。物理化学的キャラクタリゼーションと一致して,都市域PM2.5試料は農村域試料に比較してBEAS-2B細胞においてより大きな生物学的応答をもたらした。これら3個のPM2.5試料において確立された遷移金属(Fe,Al,Pb,Mn,Zn)及び有機化合物(PAH)濃度の変化は炎症プロセスに依存した時間及び/あるいは容量依存性毒性に確固として関与している可能性がある。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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遺伝子発現  ,  化学物質の毒性一般  ,  粒状物調査測定 
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