抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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融解した金属の温度を短時間応答で知ることは様々な生産現場で望まれていることであるが,従来の熱電対方式では限界があった。これに対して,浸漬型光ファイバ温度計の適用が開発された。本稿では,この技術の解説を行なった。初めに,浸漬型光ファイバ(放射)温度計の概要について述べ,装置の構成,開発の経緯,理想黒体の形成のメカニズムおよびその他の特徴について示した。次に,溶接への適用について記し,光ファイバの配置方法,レーザ溶接への適用,低入熱型MIG溶接への適用およびスポット溶接への適用を示した。本システムを用いることで,溶接時の融解金属の温度履歴の測定が高い再現性で実施できることを示した。