文献
J-GLOBAL ID:201202271968778030   整理番号:12A0758785

N-ヘキサノイル,N-オクタノイルおよびN-デカノイルキトサン:結合親和性,細胞取込およびトランスフェクション

N-hexanoyl, N-octanoyl and N-decanoyl chitosans: Binding affinity, cell uptake, and transfection
著者 (2件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 403-410  発行年: 2012年06月20日 
JST資料番号: E0961A  ISSN: 0144-8617  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
キトサンの形質移入効率が低く非ウイルス性のベクターとしての実用目的での利用を制限している。この研究はN-アシルキトサン(NAC)の物理化学的性質,pDNA結合親和性,細胞摂取およびin vitroトランスフェクション効率に及ぼす脂肪族アシル鎖長の影響を検討するために計画した。NAC重合体はキトサンとN-ヘキサン酸,N-オクタン酸およびN-デカン酸とのカルボジイミド媒介カップリング反応によりそれぞれ合成した。これらNAC重合体はpDNAを凝縮し,その結果,正味の正電荷をもつ220~342nmの範囲の粒径を生じた。NAC重合体はまた良好なpDNA結合容量,pDNAのヌクレアーゼ分解からの強い保護および優れた生体適合性をも示した。HEK293細胞におけるキトサンのトランスフェクション効率は,脂肪酸とのカップリング後15~25倍増加し,NACの脂肪酸鎖長の減少に伴い増加した。従って,この研究は,NAC重合体は新しい非ウイルス性遺伝子送達ベクターとして大きな可能性をもつことを明らかにした。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る