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J-GLOBAL ID：201202271995595797   整理番号：12A0292938

アリールボロン酸の高効率的空気酸化によるヒドロキシル化: 可視光を用いた光酸化還元触媒反応

Highly Efficient Aerobic Oxidative Hydroxylation of Arylboronic Acids: Photoredox Catalysis Using Visible Light

著者 (8件)： ZOU You-Quan (Central China Normal Univ., Hubei, CHN) ,  CHEN Jia-Rong (Central China Normal Univ., Hubei, CHN) ,  LIU Xiao-Peng (Central China Normal Univ., Hubei, CHN) ,  LU Liang-Qiu (Central China Normal Univ., Hubei, CHN) ,  DAVIS Rebecca L. (Aarhus Univ., Aarhus, DNK) ,  JORGENSEN Karl Anker (Aarhus Univ., Aarhus, DNK) ,  XIAO Wen-Jing (Central China Normal Univ., Hubei, CHN) ,  XIAO Wen-Jing (Shanghai Inst. of Organic Chemistry, Chinese Acad. of Sci., Shanghai, CHN)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 51  号： 3  ページ： 784-788  発行年： 2012年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光触媒として[Ru(bpy)₃Cl₂]・6H₂O(bpy=ビピリジン)を用い,Et₃Nと空気の共存下で4-メトキシフェニルボロン酸(Ar-B(OH)₂)が効率的に4-メトキシフェノール(Ar-OH)に転換する反応について調べた。この反応により一連の官能化フェノールが得られ,その収率は可視光照射下で69%~96%であった。¹⁸O₂を用いた実験から,酸化剤として用いた酸素分子は酸素原子として直接,フェノール酸素として生成物中に挿入されることを示した。実験結果と量子化学計算を結合することにより,この反応の活性中間体はホウ素ペルオキソ錯体で,芳香族フラグメント(Ar)が協奏的にペルオキソ酸素原子の一つに移動すると考えられる。

シソーラス用語： *芳香族化合物 ,  *有機ホウ素酸 ,  *光触媒 ,  *空気酸化 ,  フェノール類 ,  *ルテニウム錯体 ,  *光酸化 ,  反応機構 ,  ヒドロキシ化
準シソーラス用語： ヒドロキシル化 ,  *アリールボロン酸

分類 (4件)： 酸化,還元  (CF02060T) ,  有機ほう素化合物  (CF08020R) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  光化学反応  (CB08020F)

タイトルに関連する用語 (6件)： アリールボロン酸 ,  高効率 ,  空気酸化 ,  ヒドロキシル化 ,  可視光 ,  光酸化還元触媒