Chlamydomonas reinhardtiiのADH1遺伝子の突然変異体は嫌気生活中における代謝的再構築を誘導する

MAGNESCHI Leonardo; MAGNESCHI Leonardo; CATALANOTTI Claudia; SUBRAMANIAN Venkataramanan; SUBRAMANIAN Venkataramanan; DUBINI Alexandra; YANG Wenqiang; MUS Florence; POSEWITZ Matthew C.; SEIBERT Michael; SEIBERT Michael; PERATA Pierdomenico; GROSSMAN Arthur R.

文献

J-GLOBAL ID：201202272006933715 整理番号：12A0566991

Chlamydomonas reinhardtiiのADH1遺伝子の突然変異体は嫌気生活中における代謝的再構築を誘導する

A Mutant in the ADH1 Gene of Chlamydomonas reinhardtii Elicits Metabolic Restructuring during Anaerobiosis

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資料名：
巻： 158 号： 3 ページ： 1293-1305 発行年： 2012年03月
JST資料番号： C0606A ISSN： 0032-0889 CODEN： PLPHA 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

Chlamydomonas reinhardtiiは維管束植物や土壌微生物といくつかの代謝的特徴を共有しており,これらの中で,二機能性のアルコール/アセトアルデヒドデヒドロゲナーゼ(ADH1)は大腸菌のAdhE酵素と高い相同性があり,発酵性代謝の主要な要素であると考えられている。暗無酸素代謝におけるADH1の生理的役割を調べるために,Chlamydomonasのadh1変異体を作出した。酸素欠乏状態に置いた場合には,この変異体にはアルコールの合成が検出されず,ゲノムにコードされている他の二つのADH相同体類もエタノール生産に関与していなかった。ピルビン酸蟻酸キナーゼ,酢酸キナーゼおよびヒドロゲナーゼの蛋白質レベルは,野生型細胞とadhl変異体細胞で類似していたが,変異体はピルビン酸:フェレドキシンオキシドレダクターゼレベルが高かった。酸素欠乏状態で変異体によって合成される代謝物レベルの変化が観察された。特に変異体は高レベルの細胞外グリセロールを蓄積し,乳酸の生産もやや増加した。これらの結果は,adhl変異体における発酵性代謝の再構築を示した。

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物質の代謝 , 遺伝子発現 , 酵素一般

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