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J-GLOBAL ID：201202272065931467   整理番号：12A0637490

分子スイッチを用いた生物組織における蛍光性アップコンバーティングナノ粒子マーカーの光モジュレーション

Photomodulation of Fluorescent Upconverting Nanoparticle Markers in Live Organisms by Using Molecular Switches

著者 (7件)： BOYER John-Christopher (Simon Fraser Univ., BC, CAN) ,  CARLING Carl-Johan (Simon Fraser Univ., BC, CAN) ,  CHUA Shu Yi (Simon Fraser Univ., BC, CAN) ,  WILSON Danielle (Simon Fraser Univ., BC, CAN) ,  JOHNSEN Bob (Simon Fraser Univ., BC, CAN) ,  BAILLIE David (Simon Fraser Univ., BC, CAN) ,  BRANDA Neil R. (Simon Fraser Univ., BC, CAN)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 18  号： 11  ページ： 3122-3126  発行年： 2012年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 良く知られたCuACC化学を用いて修飾されたナノ粒子上のDTE分子スイッチの光化学反応の利点を生かし,in vitroおよびin vivo条件下でナノ粒子からの発光を調節しうることを示した。UVおよび可視光線を用いて2つのアイソマー間で光スイッチを前後に逆転させることにより,蛍光の発光と消光の状態にシステムを切り替えることが出来た。この過程は,ナノ粒子が破壊,あるいはシステムが不調になるまでに多数回繰り返すことが出来た。今回デザインしたナノ粒子はオン・オフ状態を反復して繰り返すことができるという点では,caged蛍光団を超える利点を持っている。本研究で述べたシステムは選択的な吸光を介してプローブ発光強度を可逆的に調節出来るだけではなく,発光色を替えることも可能であり,今後さらなる応用が期待できる。

シソーラス用語： 分子スイッチ ,  *ナノ粒子 ,  *光化学反応 ,  消光 ,  発光 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  紫外可視発光スペクトル ,  光学顕微鏡法 ,  蛍光測定 ,  光プローブ ,  周波数逓倍
準シソーラス用語： 蛍光消光 ,  蛍光顕微鏡法 ,  蛍光発光 ,  蛍光イメージング ,  アップコンバージョン

分類 (1件)： 生物物理的研究法  (EA03020V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 分子スイッチ ,  生物組織 ,  蛍光性 ,  マーカー ,  モジュレーション